2019年3月23日(土)

日欧、EPA首席交渉を再開 乳製品巡る隔たり大きく

2017/1/17 19:14 (2017/1/17 20:13更新)
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【ブリュッセル=森本学】日本と欧州連合(EU)は17日からブリュッセルで、経済連携協定(EPA)の首席交渉官会合を再開した。早期の「大枠合意」を目指すが、チーズなど乳製品で環太平洋経済連携協定(TPP)を上回る市場開放を求めるEU側との隔たりはなお大きい。

日EUは昨年12月、東京で首席交渉官会合を開いたが、乗用車や農産物の関税撤廃を巡る溝が埋まらず、目標としていた2016年末までの大枠合意はできなかった。日本が完成車や自動車部品の関税撤廃を要求する一方、EUはチーズや豚肉、木材などの農産品でTPP以上の市場開放を受け入れない限り、応じない姿勢をみせている。

EUでは3月以降、独仏やオランダなど主要加盟国で国政選挙が相次ぐ。英国とのEU離脱交渉も3月末以降に本格化する見通しで、EUの政治的な決断は難しくなる懸念が大きい。日EUが今後数カ月での大枠合意を逃せば、交渉が漂流する懸念もある。

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