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国富が6年ぶり増加 13年末3048兆円、対外純資産伸びる

内閣府が16日発表した2013年度の国民経済計算確報によると、土地や住宅などの資産から負債を引いた国全体の正味資産(国富)は13年末で3048.7兆円と12年から2.1%増えた。増加は6年ぶり。円安が進み、外貨建ての株式など海外資産の評価額が円換算で増えた。対外純資産は比較できる1994年以降で最高になった。

同日発表した確報は、企業会計の貸借対照表(バランスシート)にあたる。13年末の国民総資産は7.2%増の9294.6兆円。国民総資産から負債の6245.9兆円(9.9%増)を引いたものが国富。企業会計の純資産(自己資本)に相当する。

国富の内訳をみると、日本の企業や個人が海外に持つ資産から海外から国内への投資を引いた対外純資産は325兆円と9.7%増え、国富の1割を占めた。13年末の為替レートが1ドル=105.37円と12年から22.1%の円安となり、2年続けて過去最高を更新した。住宅などの有形固定資産は1501.2兆円で3.1%増えた。

国富を所有者別に見ると、約4分の3を占める家計(個人企業含む)は2328.3兆円で4.4%増えた。株式が51.0%の大幅増となるなど金融資産が伸びて全体を押し上げた。

国や地方自治体などの「一般政府」の国富は0.4兆円。債務超過だった11~12年からわずかながらも資産超過に戻した。円安で外貨準備などの資産評価額が上がった。

13年末分の公表に合わせて12年末分の国富の改定値も発表した。最新の数字を反映した結果、12年末の国富は2987.1兆円となり、11年比で0.4%減った。

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