自民幹事長「国民の大半はがっかり」 日ロ首脳会談

2016/12/16 19:43
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日ロ首脳会談の結果を受け、自民党の二階俊博幹事長は16日、党本部で記者団に「国民の大半はがっかりしているということを心に刻んでおく必要がある」と述べ、今後の交渉に期待を示した。公明党の山口那津男代表は「プーチン大統領の訪日を得て首脳会談ができた。一定の合意ができた。それ自体が大きな成果だった」と強調した。

二階氏は「そうそう甘いもんじゃないと思い知ったことがひとつの参考になるのではないか」と指摘。安倍晋三首相が首脳会談の成果を掲げて衆院解散に踏み切るとの観測が浮上していたことに関しては「解散のテーマにはならないと思っていたので、何でもない」と話した。

ある派閥領袖は「経済協力を差し出さない限り、北方領土返還の交渉の場についてもらうことすらできないのが現状なのだろう」と指摘した。

一方、自民党の高村正彦副総裁は「どうやって引き分けにしようかという話の基ができたということではないか」と党本部で記者団に語った。

民進党の蓮舫代表は「領土問題は置き去りにされ、大規模な我が国の経済援助で終わってしまった印象がある」と述べた。「領土、ミサイル、経済制裁について何を言われたのか分からないのはおかしい。国会で議論したい」として、来年の通常国会で党首討論を開くように求めた。

共産党の志位和夫委員長は「領土問題はまったく進展がなかった」と強調。共同経済活動について「北方四島に対するロシアの統治を政治的、経済的に後押しするだけだ」と批判した。

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