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首相、加計問題「対応に時間、反省」

働きかけは否定

安倍晋三首相は16日の参院予算委員会の集中審議で、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡り「総理のご意向」などとした文書の存在が文部科学省の追加調査で確認されたことに関し「対応に時間がかかったことは、率直に反省したい」と述べた。一方で「具体的に指示したり、働きかけたりしたことは一度もない」と強調した。

「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」などと書かれた同計画の決定過程に関する19文書のうち、14文書の存在が確認されたと文科省が15日に発表。5月の調査で確認できなかったとしていた説明を一転させた。首相は一連の対応について「批判があることには首相として真摯に受け止めたい」と語った。

同学園の獣医学部新設計画に関しては「法律にのっとった意思決定だったことに一点の曇りもない」と重ねて強調。「産業活性化の期待もあったと思う。地元の思いが活性化につながることを期待したい」と述べた。野党が求める前川喜平前文科次官の国会招致については「国会で決めてほしい」として、事実上拒否した。

菅義偉官房長官は参院予算委で「総理のご意向」などと記した文書を先月の記者会見で「怪文書みたいな文書」と発言したことについて「現在の認識ではない」と修正した。菅氏は15日の記者会見でも、文科省の追加調査結果を受けて「大変申し訳ないし、政府として真摯に受け止めたい」と陳謝していた。

一方、特区制度を担当する山本幸三地方創生相は16日の予算委での答弁で「『首相ご意向』などと発言したものがいないとヒアリングで確認した」と強調した。獣医学部新設条件の修正を萩生田光一官房副長官が指示したとするメールが文科省内で新たに見つかったことに関しては、萩生田氏が「能動的に関わったことはない」と関与を明確に否定した。

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