2019年1月17日(木)

機械同士の携帯「020」13ケタに 総務省、16年から開放

2015/10/16付
保存
共有
印刷
その他

総務省は2016年から、電子機器など機械同士の通信用向けに新たに「020」で始まる専用の携帯電話番号を開放する。通常の携帯番号より2ケタ多い13ケタとし、約80億の番号を用意する。あらゆるモノをインターネットにつなげる「IoT」の普及に伴う携帯電話番号の需要拡大に対応し、最先端の産業育成を後押しする。

16日公表した情報通信審議会(総務相の諮問機関)の関連報告書案に盛り込んだ。高市早苗総務相は同日の記者会見で、「IoT社会の進展を後押しする大きなメリットがある」と説明。パブリックコメント(意見募集)を経て、具体的な制度設計に入る。

センサーなどの機械と機械の間を結ぶ通信では、一部で携帯電話番号を用いたインターネットを使っている。次世代電力計(スマートメーター)の自動検針や交通情報、決済などに用途が広がっている。

総務省は13年に携帯電話向けの番号として「070」を開放。090、080、070の3種類で2億7千万の番号を用意していた。ところが携帯電話の機器間通信向けの利用拡大などで、今年3月までに携帯電話番号の在庫が4400万まで減少。早ければ18年に番号が枯渇する恐れが出ていた。

機器間通信向けに初めて「020」を割り当てるのは、一般向けである070の番号にゆとりを持たせる狙いだ。今回の措置により当面は携帯電話番号の需給は緩みそうだが、報告書案には将来の不足に備え「060」も使えるようにすることも検討課題に盛り込んだ。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報