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EC市場 15兆円突破 16年、5年で倍増

インターネット通販など電子商取引(EC)の市場規模が2016年に15兆円を上回った。経済産業省の調査によると、市場規模は15年比10%増の15兆1358億円で、ここ5年でほぼ倍増。物販のうちネットを介して売買される比率も5.4%、初めて5%を超えた。簡単に価格を比較したり注文当日に受け取れたりする利便性が売り物だが、物流業者への負担増が問題になっている。

同調査は経産省が1998年から毎年実施している。事業者と一般消費者との間でなされるBtoC(消費者向けサービス)の市場規模は2011年には8兆4590億円だったが、毎年3%超ずつ伸び、16年には15兆円超と過去最大になった。

内訳を見ると、物販が8兆43億円と過半を占めた。物販全体の5%を初めて超えたが、10%を超える中国や米国の7%とはまだ差が大きい。経産省は「まだまだ伸びしろがある」と見ている。

事業者も消費者の購買意欲を喚起するため、注文当日に届けるサービスを始めるなど、利便性は格段に向上。一方で配送を担う物流業者への負担は増加し、ネット通販の利便性と物流業者の負担軽減を両立させる取り組みが課題になっている。

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