2017年11月20日(月)

日報「廃棄」説明後も陸自で保管 南スーダンPKO

2017/3/16 1:19
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 南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣している陸上自衛隊が、「破棄した」と説明していた日報を保管していたことが15日分かった。政府関係者が明らかにした。防衛省はこれまで、現地で大規模な武力衝突が起きた昨年7月の日報は「陸自ではなく別の組織にある」と説明していた。従来の説明との矛盾を巡り、稲田朋美防衛相への批判が強まりそうだ。

 政府関係者は15日、陸自が昨年12月以降の一定期間、電子データで日報を保管していたと証言した。一方、陸自の広報担当者は「担当部署に確認中で、現段階でコメントできない」と回答した。

 南スーダンでは昨年7月、政府軍と反政府勢力の大規模な武力衝突が発生し、陸自の派遣部隊は「戦闘」と表現して日報を作成した。防衛省は日報への情報公開請求を受け、昨年12月2日に「陸自が既に廃棄した」と答えて不開示とした。

 ところが先月7日になると、陸海空の各自衛隊でつくる統合幕僚監部には電子データが残っていたと再調査で分かった、と公表。一方で「陸自には残っていない」と改めて主張した。

 日報を巡る問題では防衛省の開示姿勢が問題視されている。昨年12月の再調査の際、統幕で日報の存在が明らかになってから稲田氏に報告が上がるまで1カ月かかった。省内に調査委員会を置くことも検討したが、与党の反対を受けて取りやめた経緯もあった。

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