監査法人に外部の目 金融庁、統治指針づくり着手
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金融庁は監査法人が守るべき規範を示すガバナンス・コード(統治指針)づくりに着手する。経営陣に組織管理の徹底を促すほか、外部人材の活用などを求める内容とする。東芝の会計不祥事では担当した監査法人が利益の水増しを見逃すなどした。独立性の高い会計士をたばねる組織経営の強化を促し、監査の質の向上につなげる。
金融庁は15日から有識者による議論を始め、年内をめどに案をまとめる。柱となるのは監査法人の経営陣による...
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