財務省、NTTへ政府保有株売却 総額2672億円

2016/6/13 19:43
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財務省は13日、政府が保有するNTT株式のうち5900万株(発行済み株式総数の2.8%)を同社に売却すると発表した。売却総額は約2672億円を見込んでおり、売却金額は11年ぶりの水準となる。今回の売却で政府のNTT株の保有比率は法律上の保有義務がある3分の1まで下がる見通しだ。

NTTが14日に実施する6800万株の自社株買いに応じる。1株当たりの価格は13日の終値の4529円。財務省は売却収入を財政投融資の特別会計に入れ、リスクが高く民間だけでは十分に資金を供給できない事業に充てる見通し。

NTTは2015年11月に金庫株1億7700万株を消却しており、政府保有比率が35%あまりに上昇していた。財務省は保有義務を越えた分の株式を売却する。5424億円の売却収入を得た05年以来の規模となる。

財政投融資を巡ってはリニア中央新幹線など大型インフラ整備への活用の検討が進んでいる。骨太の方針などに財政投融資の積極的な活用が盛り込まれており、歳出圧力が高まっている。

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