バター供給、前年の8割に制約 規制改革会議で業者訴え

2016/1/13 21:09
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政府の規制改革会議は13日の作業部会で、牛乳や乳製品の需給状況を調べるため、小売店や洋菓子店から改めて聞き取り調査した。コンビニ大手ローソンの原材料の仕入れ担当者は「乳業メーカーからのバターの供給量は昨年の8割に制約されている」と話し、流通量の不足状況を訴えた。

都内の洋菓子店もバターの供給に制約があるとして「メーカーは一般消費者向けの供給に注力しており、そのあおりを小規模業者が受けている」と話した。農畜産業振興機構(ALIC)は昨年12月はスーパーでのバターの品切れがなかったとしているが、一部の業者などは依然として仕入れなどに支障があるとの見解を示している。

生乳の流通量を農協団体が一括管理する指定団体制度は「バターの安定供給につながっていない」として、調達ルートの多様化を求める意見が出た。規制改革会議は流通制度全体を見直し、改善策を6月の答申に盛り込む方針だ。

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