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北朝鮮、「新型ミサイル成功」 日米会談に合わせ発射

【ソウル=山田健一、パームビーチ(米フロリダ州)=永沢毅】北朝鮮は12日午前、弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射した。北朝鮮は「新型ミサイル」と主張している。日米首脳会談に合わせ、米新政権の反応を探る狙いとみられる。日米首脳は発射を受け、パームビーチのトランプ米大統領の別荘でそろって記者発表に臨み、安倍晋三首相は「断じて容認できない」と表明。トランプ氏は「米国は日本と100%ともにある」と同調した。

北朝鮮の国営朝鮮中央通信は13日、中長距離弾道ミサイル「北極星2型」を12日に試験発射したと報じた。韓国軍合同参謀本部によると、発射は12日午前7時55分ごろ。北朝鮮北西部・平安北道の亀城市から発射され、約550キロメートルの高度に達し、東に約500キロメートル飛行して日本海に落下した。船舶などの被害は確認されていない。

発射は日米首脳が親交を深める時機だった。首相とトランプ氏がゴルフを終えたのは米フロリダ時間の11日午後4時すぎ。それから約2時間足らずのフロリダ時間午後5時55分に発射された。

夕食会前の首相はトランプ氏の別荘で菅義偉官房長官に対応を指示。首相とトランプ氏はフロリダ時間の11日午後8時すぎ(日本時間12日午前10時すぎ)から夕食会に臨んだ。首相は当初、単独で記者会見する予定だった。夕食会でトランプ氏にその考えを伝えると、トランプ氏も立ち会う意向を示し、共同での記者発表になった。

両首脳はフロリダ時間の11日午後10時半(日本時間12日午後0時半)すぎから共同で記者発表した。首相は「北朝鮮は(弾道ミサイル技術の利用を禁じた)国連決議を完全に順守すべきだ」と力説。トランプ氏は続いてマイクの前に立ち、手ぶりを交えて「米国は偉大な同盟国、日本と100%ともにある」と語った。

日本国内では、菅氏が12日午前9時半すぎ、首相官邸で臨時の記者会見を開き、首相が(1)情報収集、分析に全力を挙げて国民に迅速、的確に情報提供(2)航空機、船舶などの安全確認を徹底(3)不測の事態に備え万全の態勢を取る――と指示したと発表した。

日本政府は同日午前10時に官邸で国家安全保障会議(NSC)を開いた。菅氏はその後の記者会見で「日米首脳会談が行われた直後に発射したことに鑑みても、我が国や地域への明らかな挑発行為だ」と指摘。岸田文雄外相は北朝鮮に厳重抗議したと明らかにした。

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