PAC3展開訓練へ 防衛相「具体的な行動の一環」

2017/6/13 11:04 (2017/6/13 11:56更新)
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稲田朋美防衛相は13日の閣議後の記者会見で、地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)の展開訓練を今月、全国4カ所で実施すると発表した。通常は公表せずに訓練しているが、相次ぐ北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、迎撃に万全を期す姿勢を内外に示す。

訓練ではPAC3を運用する航空自衛隊の各高射群が、近郊の自衛隊基地に機器を運び、実際に組み立てて問題なく作動するかを確認する。

今月15日に小牧基地(愛知県)、同16日に福岡駐屯地(福岡県)、同21日に朝霞駐屯地(東京都)、同26日に北熊本駐屯地(熊本県)で実施する。それぞれ迎撃ミサイルの実弾は発射しない。防衛省は米軍との訓練も調整している。

PAC3は日本の迎撃システムの一部を担う。イージス艦の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が大気圏外で撃ち落とすのに対し、PAC3は弾道ミサイルが大気圏内に再突入した段階で迎撃する。自衛隊は全国17カ所に展開している。

日米両政府は先月の首脳会談で防衛能力向上に向け具体的な行動をとることで一致しており、稲田氏は会見で「『具体的な行動』の一環との意味合いがある」と述べた。

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