首相、農業改革「予断なく」 規制改革会議が初会合

2016/9/12 20:55
保存
共有
印刷
その他

政府は12日、首相官邸で規制改革推進会議(議長・大田弘子政策研究大学院大教授)の初会合を開いた。安倍晋三首相は農業改革について「関係業界や全国農業協同組合連合会(JA全農)のあり方を予断なく見直す」と強調。「生乳にかかる抜本改革、生産資材や加工流通構造に関する具体策についてこの秋に結論を出す」と表明した。

規制改革推進会議の初会合であいさつする安倍晋三首相(12日午後、首相官邸)=共同

規制改革推進会議の初会合であいさつする安倍晋三首相(12日午後、首相官邸)=共同

規制改革推進会議は7月末で設置期限が切れた規制改革会議の後継組織。成長戦略の具体策を練る未来投資会議(議長・安倍首相)も12日に初会合を開いた。両会議とも来年半ばの成長戦略の改定に合わせ、方針をとりまとめる。

農業改革を巡っては、日本の農家が扱う農薬や肥料などの資材価格が割高で、農家の国際競争力を奪っているとの指摘が多い。複雑な流通構造が農家の手取りを減らしているとの意見もある。自民党の小泉進次郎農林部会長が委員長を務めるプロジェクトチームが11月に改革案を取りまとめる。バターや牛乳の原料となる生乳に関しては、前身の規制改革会議が流通自由化を議論したが、7月の参院選を前に結論を先送りしていた。

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]