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カード払い50兆円超す 16年8.2%増、ネット通販拡大で

クレジットカードの利用が国内で増加している。2016年のクレジットカードのショッピング支払額は初めて50兆円を超えた。ネット通販の市場拡大に加え、税金、医療費の支払いなど、カード払いの対象が広がっていることが背景にある。

日本クレジット協会(東京・中央)によると、16年のカードの利用金額をさす「信用供与額」は前年比8.2%増の53兆9265億円だった。

最大の要因はネット通販市場の拡大だ。アマゾン・ドット・コムや楽天市場などのネット通販では、代金引換やコンビニエンスストアでの支払いなど他の決済方法もあるが、その場で支払いを完了できるカード決済の利用が増えている。三井住友カードは「前年比で毎月2割近く電子商取引(EC)向けが伸びている」という。

経済産業省によると、15年の消費者向け電子商取引の市場規模は13兆7746億円で前年比8%増加した。人手不足によるサービスの低下などの懸念もあるが、今後も順調に拡大する見通しだ。

カード払いの対象も増えている。クレディセゾンでは16年の信用供与額のうち、ふるさと納税や自動車税など税金関連が前年比40%増えた。医療関連も25%増。JCBも「病院で治療費をカードで決済する高齢者が増加している」としている。

日本マクドナルドは17年下半期から全国の店舗で「ビザ」や「マスターカード」などの国際ブランドのカードを利用できるようにする。京浜急行バス(東京・港)も3月に羽田空港でカード決済が可能な券売機を導入した。

今回の統計では昨年10月に日本で始まった「アップルペイ」はほぼ2カ月分しか含まれていない。こうした新たな決済手法の登場などもあり「今後も市場は拡大していく」(JCB)見通しだ。

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