介護休業「分割取得可能に」 厚労省研究会が提言

2015/7/10付
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 厚生労働省の研究会は10日、介護休業を分割して取得できるようにすることなどを盛り込んだ報告書の素案をまとめた。介護を抱える人が残業をしなくて済む制度の創設も求めた。

 最終報告は8月上旬をメドにとりまとめる。労働政策審議会での議論を経て、早ければ来年度通常国会に育児・介護休業法改正案を提出する。

 現行の介護休業は家族1人あたり原則1回のみ、最長93日間取得できる。ただ要介護から回復した家族が再び介護が必要な状態になった場合には介護休業を取れず、退職を迫られるケースも多い。このため短期間の休業を分割して複数回取れるようにルールを改め、介護を理由にした退職を防ぐ仕組みをつくる。

 育児をする労働者は会社に求めれば残業を免除される制度があるが、介護をする人は対象になっていない。新制度ではこの対象を広げ、介護を抱えながら働く人も早い時間に帰宅できるようにする。残業が免除されるようにして介護と仕事を両立できる環境をつくる。

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