2019年2月19日(火)

「石破派」9月下旬に立ち上げ 側近の対応割れる

2015/9/10付
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石破茂地方創生相は10日、自民党の新派閥結成に向けた準備会合を開き、9月下旬に「石破派」を立ち上げる方針を決めた。準備会合には石破氏や山本有二元金融相ら計9人が出席した。派閥の理念や名称、将来の政権構想づくりを詰める。

石破氏は会合で「政治主導を進めるために政策主体のグループにしていきたい」と強調した。「安倍晋三首相ですら野党時代を含め5年以上にわたり政権構想を練っていた」とも述べた。首相の党総裁任期が切れる3年後をにらみ、早くから準備を進める考えを示した。「ポスト安倍」を狙う意欲を強めている。

新派閥は20人規模を目指す。総裁選出馬に20人の推薦人が必要なためだ。基盤となるのは、石破氏がこれまで率いてきた約40人のグループ「無派閥連絡会」だ。

ただ同連絡会を支えてきたメンバーの中でも、今回の派閥化には賛否が割れた。石破氏の側近と目される浜田靖一、小此木八郎両氏は参加しない見通し。石破氏が幹事長時代に旧来の派閥政治を批判してきた経緯があり「石破氏に派閥は似合わない。いまさら遅い」との気持ちがあるようだ。

準備会合を開くに当たっても足並みが乱れた。当初は当選1~2回の議員の出席も予定していたが、急きょ当選3回以上の議員だけの会合に変えた。「若手議員を集めきれず、参加予定者が20人に満たなかったのではないか」との見方が出ている。

石破氏は10月の内閣改造で閣僚を退任する意向を周囲に伝えている。「首相が閣内残留を求めることはないだろう」と漏らす。政府高官は「政府内で一致団結しようとするときに、なんでこのタイミングという感じだ」と不快感を示した。

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