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「南シナ海で米中確執」 防衛研、安保上のリスクを指摘

防衛省のシンクタンクの防衛研究所は10日、日本周辺の安全保障環境を分析した2015年版の「東アジア戦略概観」を発表した。中国がフィリピンやベトナムと領有権を争う南シナ海をめぐり「米中の戦略的確執が顕在化」していると分析。東アジアでは「不測の事態や軍事衝突を招きかねない安全保障上のリスクが高まった」と指摘した。

中国による南シナ海での資源開発については「南沙諸島で岩礁の埋め立てと島しょ化を進め、実効支配域の固定化と拡大を図っている」と問題視。米国が危機感を高め「米軍は艦艇の展開数を増大させるなど、アジア太平洋でのプレゼンスを強化している」とした。

中国の人民解放軍に関し、実戦的な訓練や陸海空軍の統合訓練を進めているとの見方を示した。「シナリオにしたがって演習するのではなく、実戦を想定した演習が追求された」と指摘した。

朝鮮半島情勢をめぐっては、北朝鮮による弾道ミサイルの発射など「依然として予断を許さない状況」とした。北朝鮮は弾道ミサイルの長射程化や、核弾頭の小型化を進めることで「米国への抑止力を高めている」との見方を示した。

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