2018年12月15日(土)

官房長官「中国のガス田開発、収集情報公開も」 東シナ海

2015/7/10付
保存
共有
印刷
その他

菅義偉官房長官は10日の記者会見で、東シナ海の「日中中間線」付近で中国が新たなガス田開発の関連施設の建設を進めていることについて「政府が収集した情報を差し支えない範囲で公表することを考えたい」と述べた。境界が画定していない海域での一方的な開発実態を国内外に明らかにすることで中国をけん制する狙いがある。

安倍晋三首相は同日の衆院平和安全法制特別委員会で「一方的な開発を進めていることに繰り返し強く抗議している」と強調した。中谷元・防衛相は中国が「ヘリや無人機の展開拠点として利用する可能性もある」と指摘。「東シナ海における監視・警戒能力が向上し、自衛隊の活動が以前より把握される可能性がある」と懸念を示した。

東シナ海のガス田に関しては、日中両政府が2008年6月に白樺(中国名・春暁)の共同開発などで合意したが、10年9月に中国が交渉延期を通告。13年6月には中国による新たな掘削施設の建設が明らかになり、日本政府が抗議。今回、中国がさらに施設開発を続けていることが判明した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報