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接続水域、海岸線から44キロ 領海の外

▼接続水域 沿岸国の主権が及ぶ領海の外側にあり、引き潮時の海岸線から24カイリ(約44キロメートル)の線までの海域。領海内への不法侵入や銃器、麻薬の密輸などの犯罪取り締まり、感染症の拡大などを防ぐために沿岸国が必要な規制を行使する権限を持つ。領海は海岸線から12カイリ(約22キロメートル)まで、沿岸国が漁業や資源開発などの権利を持つ排他的経済水域(EEZ)は200カイリ(約370キロメートル)までになる。

日本は1996年に国連海洋法条約を批准、領海法を改正し接続水域を定めた。海上保安庁によると、日本の領海は約43万平方キロ、接続水域は約32万平方キロ。外国船舶は接続水域を原則として自由に通過する権利を持つ。だが領海内で漁業を行ったり、陸地に無断で上陸したり、といった違法行為をする意図が明確な場合は、接続水域で海保が警告している。

沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域では中国の漁船や公船が航行し、日本の海保巡視船が領海内に入らないよう警告する事態が頻繁に繰り返されている。2010年9月に起きた尖閣沖での漁船衝突事件では、中国の漁船が接続水域を越えて日本の領海に侵入。停船命令を出しながら追跡していた巡視船に体当たりし、中国人船長が公務執行妨害容疑で逮捕された。

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