介護報酬2.27%下げで決着 15年度予算案、大枠固まる
利用者・財政負担抑える
[有料会員限定]
政府は9日、介護報酬を来年度から2.27%下げる方針を固めた。引き下げは9年ぶりで、利用者や財政の負担を抑える狙いがある。2015年度予算の最大の焦点だった介護報酬の改定率が決着したことで予算案の大枠が固まった。一般会計の歳出総額は96兆円台半ばで、14年度当初予算の95.9兆円を上回り、過去最大となる。
介護報酬は国が決める介護サービスの価格で、原則3年に1度見直し、15年度が改定年にあたる。個...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1140文字