東電、福島廃炉・賠償に30年 15.9兆円負担
経産省公表
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経済産業省は9日、東京電力福島第1原子力発電所の廃炉や賠償費用の総額が21.5兆円にのぼるとの推計を公表した。東京電力ホールディングス(HD)は15.9兆円を負担、支払い終えるまでに30年ほどかかる見通し。東京電力HDの広瀬直己社長は原子力や送配電事業を他社と再編・統合する方針を示した。
東電の経営改革などを話し合う経産省の「東京電力改革・1F問題委員会」で推計を示した。世耕弘成経産相は記者会見で「作業が進捗するなかで状...
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