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クロマグロ漁獲枠、大西洋は拡大へ 規制で資源回復

国際委が報告書

大西洋クロマグロの漁獲規制を話し合う大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)の科学委員会は、最大の漁場となる東大西洋・地中海で、親魚の漁獲枠を1万トン程度増やせるとする報告書をまとめた。ほかの地域に先んじて漁獲規制した結果、資源が回復したためだ。2015年から日本などの漁獲枠も拡大される見通し。

実現すれば2年ぶりとなる。漁獲枠は今年11月にイタリアで開くICCAT年次総会で決める予定。14年の漁獲枠は1万3400トンで、15年は2万3000トン程度まで広がる可能性がある。

各国が漁獲枠の拡大で一致すれば、日本政府はこれまでの割当量(8.5%)と同じ水準の増加分を要求する考え。高級すしネタで人気のクロマグロの値段が下がる可能性がある。

一方で報告書は「段階的に引き上げるべきだ」とも指摘。15年にどの程度、漁獲枠が増えるか不透明な要素もある。大西洋以外のマグロを含めた漁獲量なども影響するため消費者にとってどこまで恩恵があるかはまだ見通せない。報告書は西大西洋でも一部の漁獲枠の拡大が可能と指摘した。

クロマグロの資源が減っている太平洋では日本近海を含む海域で未成魚の漁獲量を15年から半分にすることで9月の国際会合で合意した。ICCATは1998年以降、段階的に規制を強めている。

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