2019年3月22日(金)

北朝鮮ミサイル、自衛隊が常時迎撃態勢

2016/8/8 20:47
保存
共有
印刷
その他

稲田朋美防衛相は8日、北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、自衛隊にミサイル破壊措置命令を出した。北朝鮮が3日に事前通告なく撃った弾道ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したのを受け、発射の兆候がなくても常にミサイルを迎撃できる態勢をつくる。

自衛隊は8日夜、都内の防衛省で、地上から迎え撃てる地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)の配備を始めた。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦も日本周辺の海域で展開する。自衛隊法ではミサイル破壊措置命令を期間を定めて発令すると規定している。当面3カ月間に区切って命令を出し、今後更新していく。

北朝鮮は3日に中距離弾道ミサイル「ノドン」とみられるミサイルを発射し、秋田県沖のEEZ内に初めて弾頭部分を落とした。移動できる発射台付きの車両から撃っており、日本政府は事前に兆候をつかめず、破壊措置命令を出していなかった。事前にミサイル発射の情報が得られなくても即応できるように常時、迎撃態勢をとる。

ただ、弾道ミサイルに対処できるイージス艦は現在4隻だけ。日本全域をカバーするには3隻は必要になる。防衛省幹部は「整備や訓練を考えると、常に日本全体で迎撃態勢をとるのは難しい」と語る。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報