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首相「投資・雇用生む」 カジノ法案で応酬

党首討論

党首討論で民進党の蓮舫代表(右)の質問に答える安倍首相(7日午後、国会内)

安倍晋三首相は7日午後、国会で民進党の蓮舫代表らとの党首討論に臨んだ。首相はカジノを含む統合リゾート(IR)法案について「統合リゾートはカジノは床面積の3%で、ほかにショッピングモールやレストランもある。そこには投資があり、雇用にもつながる」と述べ、成長戦略に資するとの認識を示した。

最初に首相と向き合った蓮舫氏は「なぜカジノ解禁なのか。カジノは賭博だ。勤労を怠る、副次的犯罪を誘発する。それなのになぜわずか5時間33分の審議で強行採決に踏み切ったのか」と指摘。「野党を切り捨て、連立与党の公明党を捨て置いて、それでも暴走する理由を教えてほしい」とただした。

首相は「視察したシンガポールの施設はカジノだけでなく、ホテル、劇場、ショッピングモール、水族館、テーマパークも構成していた。外国人観光客が2020年に4000万人を目指す中、ビジネスや会議だけでなく、家族で施設を楽しむことができる」と述べた。

共産党の志位和夫委員長は南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)で活動する自衛隊に駆けつけ警護など新たな任務を付与したことについて「南スーダンでは政府軍による国連への攻撃が続発している。駆けつけ警護を行えば、自衛隊が南スーダン政府軍に武器を使用することになるのではないか」と指摘した。

首相は「(自衛隊が展開する)首都ジュバは比較的平穏だ。政府も反対派も自衛隊を歓迎している」との認識を示した。

日本維新の会の片山虎之助氏は「首相の環太平洋経済連携協定(TPP)の早期発効に向けた取り組みを支持するが、見込みはどうか」と質問。「今、TPPをあきらめてしまえば見込みはゼロだ」と述べた。

片山氏が北方領土交渉の世論の期待は高くないとして交渉を急ぐべきでないと問うと、首相は「1回の首脳会談で解決するほど簡単な問題でない。70年間解決できなかった問題だ」と強調。そのうえで「北方四島に住んでいるロシア人は第3世代に入っており、ここがふるさとだと思っているロシア人がほとんどだ。大変困難な課題だが、あきらめていれば1ミリも進まない。今を生きる政治家の責任として全力を傾ける」と決意を示した。

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