2018年2月20日(火)

経団連「16年は6月1日面接解禁」 就活新指針を決定

2015/12/7 20:35
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 経団連は7日、2017年春に卒業予定の大学生の就職活動について、企業による面接などの解禁時期を来年6月1日とする指針を正式に決めた。経団連は今年、選考解禁を4月から8月へと変更したばかりで、2年連続の日程変更となる。会員企業1300社に新ルールの順守を呼びかけるが、実効性を疑問視する声も根強い。

 8月1日解禁だった今年の就職活動では、外資系など経団連非加盟の企業を中心にルールに従わない企業が相次いだ。学生の就活も長引き、榊原定征会長は7日の記者会見で「学生、企業、大学の3方が全部損をした」と総括した。

 新指針には「学生の事情に配慮して(選考を)行うよう努める」とも明記した。6月は大学の授業期間にあたる。そこで土日や祝日、夕方以降の時間を面接に使う工夫を求めた。海外留学生を別枠で採用している企業には取り組みを積極的に広報するよう促す。

 実際に経団連が周知・徹底を呼びかけるのは会員企業1300社で、資本金10億円超の大企業(約5千社)でも3分の1以下にとどまる。かわりに文部科学省など関係府省が450の団体に新ルールの順守を求める予定だ。ただ解禁破りが相次いだ今年の例があるだけに「学生、企業の疑心暗鬼が払拭される保証はない」(経済界関係者)との声も多い。

 経団連は「再来年以降の日程は何も決まっていない」としており、ルール変更は来年の就活にひとまず限定される。

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