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G20首脳宣言の要旨

20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の首脳宣言要旨は次の通り。

【前文】

▽世界経済の回復が継続しているが、引き続き成長は期待よりも弱く、下方リスクが存在。

▽先見性、統合、開放性、包摂性に基づく政策と行動のパッケージ「杭州コンセンサス」を採択。

【政策協調の強化】

▽強固で持続可能な均衡ある包摂的な成長を達成するため、全ての政策手段(金融、財政及び構造政策)を個別、または総合的に活用。

▽構造改革の重要な役割を強調しつつ、共通の成長目標を支えるために財政政策が同様に重要であることを強調。財政政策を機動的に実施。

▽為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済・金融の安定に悪影響を与え得ることを再確認。

【成長のため新たな道の開拓】

▽イノベーション、新産業革命及びデジタル・エコノミーの諸分野における政策・措置を包含する新たなアジェンダとして、「革新的成長に関するG20ブループリント」を支持。

【より効果的で効率的なグローバル経済・金融ガバナンス】

▽資本フローへの対処に係る各国の経験と生じつつある問題について、国際通貨基金(IMF)による見直し作業を本年末までに期待。

▽資本賦課を大きく引き上げることなく「バーゼル3」を年内に最終化することを含め、金融規制の枠組みを最終化。

▽世界規模で公正かつ現代的な国際課税システムを達成し成長を促す「税源浸食と利益移転」(BEPS)、税に関する情報交換、途上国の能力構築及び租税政策に関する税の国際的協力を支持。

【強固な国際的貿易と投資】

▽「貿易円滑化協定」を年内に批准し「世界貿易機関(WTO)環境物品協定(EGA)」交渉の年内完了を目指す。

▽貿易と投資におけるあらゆる形態の保護主義への反対を再確認。

▽鉄鋼及びその他産業における過剰生産能力が世界的な課題と認識。グローバル・フォーラムの設立を通じた情報共有と協力を促進。

【包摂的で相互に連結された開発】

▽量と質の両面に焦点を当てたインフラ投資促進のためのコミットメントを再確認。

【世界経済に影響する重要な課題】

▽今後、英国が欧州連合(EU)の緊密なパートナーであることを希望。

▽年末までにパリ協定が発効できるようにするための取り組みを歓迎。

▽難民危機の影響、保護の必要及び根本原因に対処するための協調した取り組みを改めて呼びかける。

▽テロとの戦いにおける団結と決意を再確認。

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