G20議長国トルコ、選挙管理内閣でホスト役

2015/9/5付
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【アンカラ=佐野彰洋】2015年の20カ国・地域(G20)議長国であるトルコは、11月にやり直し総選挙を控え、8月末に発足したばかりの選挙管理内閣の閣僚が財務相・中央銀行総裁会議のホスト役を務めた。政治空白の長期化は経済の重荷となっており、4日には通貨リラが対ドルで過去最安値を更新した。新興国経済の代表として存在感を高めるに至らない状況となっている。

トルコは6月の総選挙で、02年以来単独政権の座にあった与党公正発展党が過半数割れ。その後の連立協議も失敗し、11月の再選挙が決まった。選挙管理内閣の発足に伴い、市場や進出企業の信頼が厚かったババジャン氏が経済担当の副首相から退任した。

後任のユルマズ副首相について、日本政府同行筋は「慣れた様子で会議をよくまとめていた」と評価するが、ババジャン氏と比較すると国際的な知名度や人脈の差は歴然としている。

トルコの過去3年の成長率は平均3%と足踏み状態にある。23年の建国100周年までに経済規模で世界上位10カ国入りする目標も達成が危ぶまれている。

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