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クロマグロの未成魚、漁獲量半減で合意 太平洋西側

日本近海を含む太平洋西側で取れるクロマグロの管理を巡り、サモアで開いた「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」年次会合が5日閉幕した。来年から未成魚(30キロ未満)の漁獲量を2002~04年平均の半分に減らす内容で最終合意した。乱獲を防いで過去最低の水準にある親魚を10年で6~7割増やし、安定した値段で食べられるようにする狙いだ。

クロマグロは高級なすしネタで知られる。未成魚は「メジ」や「ヨコワ」と呼ばれ、手ごろな値段の刺し身としてスーパーや鮮魚店に並ぶ。日本は世界のクロマグロの約8割を消費しているともいわれる。太平洋クロマグロは先月、大西洋クロマグロは11年に国際自然保護連合(IUCN)が絶滅の恐れがある野生生物を指定する「レッドリスト」に加えていた。

総会には日本や米国、中国など26の国と地域が参加した。来年の日本の未成魚の漁獲上限は約4千トン、中西部太平洋全体で4725トンとほぼ半減する。最近の水揚げ量は上限に届いていないことから、流通量や価格への影響は限られそうだ。

太平洋の東側を管理する「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)」も未成魚の漁獲量を半減する努力目標で一致している。一方、大西洋最大の漁場である東大西洋・地中海を管理する「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」はいち早く未成魚の漁を禁止し、来年から成魚の漁獲量を増やすようになった。

国内の消費量約3万トンのうち、太平洋でクロマグロを捕る国から輸入する割合は約1割、大西洋は約3割を占めている。

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