2019年3月24日(日)

ベトナムにODA219億円 外相会談、下水道整備など

2016/5/6 12:43
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【ハノイ=秋山裕之】岸田文雄外相は6日午前、ベトナムの首都ハノイでファム・ビン・ミン副首相兼外相らと会談し、総額約219億円の政府開発援助(ODA)を供与すると伝えた。ホーチミンの生活排水増大に対応するため、下水道などの整備に充てる。ODAの内訳は円借款が209億6700万円、人材育成などへの無償資金協力が8億9000万円。

岸田氏は会談で、ホーチミンの地下鉄建設計画への関心を伝えた。

5日にはフック首相、副首相兼外相とそれぞれ会談。南シナ海への中国の進出について「一方的な現状変更は国際社会共通の懸念だ」との認識で一致した。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国が南シナ海問題で足並みをそろえるのが重要だと確認した。

岸田氏は4月末の中国訪問を説明し「日中関係は戦略的互恵関係に基づいて改善に努めている」と語った。今春に発足したベトナムの新しい指導部と引き続き緊密に意思疎通したい意向を伝えた上で「広い範囲の戦略的パートナーシップを発展させたい」と述べた。フック首相は安倍晋三首相の年内のベトナム訪問を招請した。

副首相兼外相には、ベトナムの海上警備能力を高めるため、日本から新造巡視船の供与に向けた調査を加速すると約束した。ベトナムの海上警察の人材育成を進める方針も伝え、両国の防衛協力拡大で一致した。

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