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夏のボーナス、8年ぶり90万円超え

経団連最終集計

経団連は4日、大手企業を対象とした2016年夏のボーナスの最終集計を発表した。平均妥結額は90万5165円と15年に比べて1.46%増えた。増加は4年連続で90万円を超えるのは08年以来、8年ぶりとなる。企業業績の改善を反映した。だが足元では円高・株安が進んでおり来年のボーナスが右肩上がりで増加が続くかは不透明感が強い。

東証1部上場で従業員500人以上の大企業、141社の妥結結果を経団連が集計した。夏のボーナスは16年3月期決算の実績などを反映する企業が多い。

製造業の妥結額は93万6353円と15年に比べて1.94%多い。比較できる1997年以降で最高となった。業界別でボーナスが最も多かった自動車は106万5091円と3.45%増えた。繊維と紙・パルプもそれぞれ3%超の伸びを確保した。一方、鉄鋼は前年を14.34%、非鉄・金属は4.47%下回った。非製造業の平均額は79万2213円と0.09%の伸びにとどまった。

企業は夏と冬のボーナスを同時に決めるケースが多く、冬のボーナスは増加傾向が続く公算が大きい。だが足元では17年3月期決算の見通しを下方修正する企業が目立つ。こうした業績の影響は「来年のボーナスから出てくる可能性がある」(経団連)とみられ、経済の好循環に暗雲が広がる。

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