大手の冬ボーナス、4年連続増の92.7万円 経団連集計

2016/11/4 20:43
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 経団連は4日、大企業が支給する冬のボーナスの第1次集計をまとめた。平均妥結額は92万7892円と前年に比べて0.84%(7707円)増えた。4年連続の増加で、第1次集計の段階では過去最高。食品や製紙業界が昨年の好業績を反映して大きく伸びた。ただプラス幅は昨年(3.13%)から大幅に鈍化しており、今後もボーナスが増え続けるかは不透明だ。

 経団連が東証1部上場で従業員500人以上の大企業、71社分を集計した。第1次集計の対象には夏と冬のボーナスを春季労使交渉で同時に決める企業が多く、2016年3月期決算の実績を反映しやすい。

 増額は6業種、減額が5業種だった。ボーナスが最も多かったのが自動車で99万266円と前年に比べて1.01%増えた。食品と紙・パルプはそれぞれ8.91%、3.21%伸びた。一方、造船は83万338円と前年に比べて3.85%少ない。非鉄・金属も前年を下回った。

 製造業を中心にボーナスを業績と連動させる企業が多い。円高を受けて17年3月期決算では減益を予想する企業が目立つ。企業の業績が厳しさを増せば、来年のボーナスは減少に転じる可能性がある。

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