2017年12月17日(日)

韓国大統領「次元違う対応必要」 首相と電話協議

2017/9/4 11:17
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 安倍晋三首相は4日午前、北朝鮮の6回目の核実験を受け、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話で約20分間協議した。北朝鮮への圧力を強める国連安全保障理事会での新たな制裁決議をめざし、米国を含めて日韓で連携していく考えで一致した。河野太郎外相もティラーソン米国務長官と電話し、安保理の制裁決議の実現へ協力する方針を確認した。

安倍晋三首相(左)と韓国の文在寅大統領=共同

 日本政府関係者によると、安倍首相は電話で「核実験は国際社会への正面からの挑戦であるとともに、地域の安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威だ」と指摘。より強い制裁決議に向け中国とロシアに働きかける意向を示した。文氏は「核実験を強力に糾弾する。国際社会と協力して安保理での強い決議も含めて強力な報復策を講じる」と強調した。

 韓国大統領府によると、両首脳は核実験が規模と性格の面で過去とは次元が異なる厳重な挑発との認識を共にしたという。文氏は「今とは次元の違う強力で実質的対応が必要だ。北朝鮮自らが対話のテーブルに出てくるまで、さらに(制裁を)強化していかなければならない」と語った。

 両首脳は6~7日にロシアのウラジオストクで開く東方経済フォーラムに合わせて会談し、北朝鮮問題について協議する方針を申し合わせた。

 首相は4日昼、首相官邸で開いた政府与党連絡会議で、今月下旬にニューヨークで開く国連総会の際にも首脳外交を展開する考えを示した。北朝鮮に関し「さらなる挑発行動の可能性もある。強固な日米同盟のもと、国民の安全確保に万全を期していく」とも述べた。

 一方、河野外相も4日午前、ティラーソン氏と約20分間電話で協議した。河野氏によると「北朝鮮の核実験は国際社会の安全保障に関するこれまでにない重大な脅威だ」との認識を共有した。河野氏は外務省内でアファナシエフ駐日ロシア大使や安保理の議長国を務めるエチオピアの駐日大使らとも相次ぎ会談した。

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