6月の新設住宅着工、前年比0.3%増 市場予想上回る

2019/7/31 14:45
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国土交通省が31日に発表した建築着工統計調査によると、6月の新築住宅着工戸数は前年同月比0.3%増の8万1541戸だった。QUICKがまとめた市場予想の中央値(2.7%減)を上回った。季節調整済みの年率換算値では前月比2.4%増。持ち家と分譲住宅の着工が好調だった。

持ち家は前年同月比12.9%増の2万8394戸と9カ月連続で増加した。一部の富裕層が消費増税前に一括で住宅を購入していることが増加に寄与した。

分譲住宅は7.8%増の2万1870戸と3カ月ぶりに増加に転じた。内訳は、マンションが4.2%増の8597戸、一戸建て住宅は10.0%増の1万3096戸だった。中部圏や近畿圏でのマンション着工の伸びが増加をけん引した。

一方、貸家は12.2%減の3万645戸と10カ月連続の減少だった。金融機関による融資条件の厳格化などを受けて「民間資金による貸家」が25カ月連続減少となり、公的資金による貸家も減少したことが影響した。

同時に発表した4~6月期の新築住宅着工戸数は前年同期比4.7%減の23万3511戸だった。内訳を見ると、貸家が14.9%減の8万6320戸、分譲住宅が3.8%減の6万6498戸となった。持ち家は9.6%増の7万8656戸だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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