4月の鉱工業生産、0.3%上昇 エアコンや化粧品など伸びる

2016/5/31 9:50
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経済産業省が31日発表した4月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比0.3%上昇の97.0だった。上昇は2カ月連続で、QUICKがまとめた民間予測(中央値は1.5%低下)に反して改善した。熊本地震に伴い中旬以降に自動車生産などへ影響が出たものの、夏場に向けてエアコンや化粧品などの生産が増えた。

経産省は生産の基調判断を「一進一退で推移している」に据え置いた。業種別では15業種のうち7業種が上昇し、7業種が低下、1業種が横ばいだった。化粧品の出荷が好調だった化学工業が3.5%増だったほか、夏場を控えてエアコンなどの電気機械も3.9%増えた。一方、地震の影響で自動車メーカーが一時的に生産を停止したこともあり、輸送機械は0.6%減った。

経産省は、熊本地震の影響について「自動車以外の業種でははっきりみられなかった」と説明。「一部で大きな被害を受けたところ以外では、生産が続いていた」という。

出荷指数は1.5%上昇。生産に比べて出荷の伸びが大きく、在庫率指数は2.2%低下した。

同時に発表した製造工業生産予測調査では5月が2.2%上昇、6月は0.3%上昇となった。5月ははん用・生産用・業務用機械や情報通信機械などで増産が見込まれている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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