18年12月の鉱工業生産、0.1%低下 輸出向け不振など響く

2019/1/31 10:34
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経済産業省が31日発表した2018年12月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み、速報値)は前月比0.1%低下の104.7だった。一部業種で輸出向けが振るわなかった。低下は2カ月連続。QUICKがまとめた民間予測の中心値(0.3%低下)は上回った。

経産省は生産の基調判断を「緩やかな持ち直し」で維持した。

業種別では、15業種中6業種で低下した。半導体製造装置、フラットパネル・ディスプレイ製造装置などの生産用機械工業が低下したほか、半導体メモリー、カメラやスマートフォン(スマホ)に組み込む撮影用の素子などの電子部品・デバイス工業が低下した。化粧水や乳液などの化学工業も振るわなかった。

出荷指数は0.3%上昇の103.6と2カ月ぶりに上昇した。自動車、一般用蒸気タービンなどが寄与した。

在庫指数は1.0%上昇の102.4だった。電気・情報通信機械工業など10業種が上昇した。

製造工業生産予測調査によると、1月は0.1%低下、2月は2.6%の上昇だった。1月は乗用車など輸送機械工業の低下が見込まれている。

同時に発表した18年10~12月期の鉱工業生産指数は7~9月期比で1.9%増の105.1だった。7~9月期の災害による影響の反動などが寄与した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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