鉱工業生産、7月は0.8%低下 半導体製造装置など振るわず

2017/8/31 9:55
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経済産業省が31日発表した7月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比0.8%低下の101.5となった。低下は2カ月ぶり。汎用・生産用・業務用機械工業で半導体製造装置やタービン類の生産が減少したほか、電気機械工業でも発電関連設備などが振るわなかった。QUICKが事前にまとめた民間予測の中央値(0.3%の低下)も下回った。

7月の出荷指数は前月比0.7%低下の100.0だった。在庫指数は1.2%低下の107.8、在庫率指数は2.4%上昇の113.1となった。経産省は生産の基調判断を「持ち直しの動き」で据え置いた。在庫指数が2カ月連続で低下したことに加え、生産指数の水準も1~6月と同程度を維持していることを考慮した。

7月の生産指数は15業種のうち11業種が前月から低下し、4業種が上昇した。汎用・生産用・業務用機械工業が2.5%低下したほか、電気機械工業が2.9%、医薬品を除く化学工業が1.4%それぞれ低下した。一方、中国や韓国向けにスマートフォン(スマホ)用の半導体メモリーなどが伸びたことが寄与し電子部品・デバイス工業は4.3%上昇した。

製造工業生産予測調査によると、8月は前月比6.0%の上昇、9月は3.1%の低下を見込む。ただ、経産省では「強めの生産計画に実績が追いつかなくなっている」傾向などを踏まえ、補正済みの試算値では8月は1.4%程度の上昇にとどまるとみている。8月が試算値通りとなれば、9月の生産は反動による減産の影響が薄れることから横ばいか微減となる見通しだとした。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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