「コロナ禍の勝ち組」トップ・グローブに続く受難
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【NQNシンガポール=村田菜々子】新型コロナウイルスのワクチン開発を巡る報道に世界が沸き立つ中、これまで医療関連の需要拡大を追い風に業績を拡大してきたゴム手袋業界が転機を迎えている。マレーシアを本拠とする世界最大手のトップ・グローブではさらにコロナのクラスター(感染者集団)が発生し、外国人労働者の劣悪な労働環境も明らかになった。コロナ禍の「勝ち組」とされてきたトップ・グローブなどに対する投資家の視線...
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