日電産の永守会長、新型コロナ「ピンチをチャンスに」

2020/4/30 18:40
保存
共有
印刷
その他

日本電産(6594)の永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)は30日、同日開いた決算会見で新型コロナウイルスの影響について「人命最優先に、ピンチをチャンスに変えていく」と述べた。新型コロナの影響で供給できなくなった競合相手に代わって供給することで、シェア拡大の好機になるとの認識を示した。

永守会長は「売上高が半減したとしても利益を出す会社にする」との方針を語り、グループ全社が一枚岩になると強調。拠点の集約はしない考えも示した。

関潤社長執行役員(COO)は、新型コロナの自動車向けの影響について、電気自動車(EV)の駆動に使うトラクションモーターを除くと「4~6月期は約半減とみている」と述べた。そのうえで「売上高が半分でも黒字を担保するコスト体質をつくり、売上高が戻ってきた分だけ収益を上乗せする計画をつくっている」と説明した。

一方、永守会長はトラクションモーターの受注が1月時点に比べて600万台増え、合計1600万台になったとも明らかにした。現在は「先行きの受注を全て取ってしまう戦略をとっている」と説明した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]