村田製の今期、コロナ影響が売上高1700億円下押し 下期は回復予想

2020/4/30 17:11
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村田製作所(6981)は30日にオンライン上で開いた決算説明会で、新型コロナウイルスによる売上高への悪影響額を1700億円と推計していると発表した。新型コロナウイルスの影響が本格化する前に想定していた想定台数と最新の業績見通しの台数の差分をもとに試算した。

村田恒夫社長は「今年度の用途別売上高では車載用が前期比15%減、通信向けが8%減と想定している」と話した。一方で通信用も車載用も下期に上期比で2ケタ増を想定しているとし「特に車載用は下期に大きく回復する見通しだ」と述べた。

足元の受注状況については、1月は前年同月比2%増、2月は10~15%増、3月は35%増となっているとした。前年は在庫調整期にあった反動に加え納入先の在庫確保の動きで、パソコン向けや自動車、家電向けが好調だという。スマートフォンの基地局向けは減少した。

株主総会の承認を経て社長に就任予定の中島規巨専務執行役員は「指名されたときには(新型コロナの感染が拡大する)こんなことになると思っていなかった。スピード感を持ち透明度の高い経営を目指していく」と語った。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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