日銀の片岡委員、マイナス金利の深掘りを主張 会合で

2019/7/30 12:26
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日銀の片岡剛士審議委員は29~30日の金融政策決定会合で、短期の政策金利をマイナス0.1%、長期金利である10年物国債の金利をゼロ%程度に誘導する金融緩和策(長短金利操作)に反対した。片岡氏は「短期政策金利を引き下げることで金融緩和を強化することが望ましい」とした。

これまでも片岡氏は長短金利操作に反対してきたが、理由は「先行きの経済・物価情勢に対する不確実性がさらに強まるなか、金融緩和を強化することが望ましい」としていた。今回会合では、追加緩和の内容にやや具体性を持たせた格好だ。

片岡氏は、政策金利のフォワードガイダンスについても「物価目標と関係づけたものに修正することが適当である」として反対した。これまでは「中長期の予想物価上昇率に関する現状評価が下方修正された場合には追加緩和手段を講じるとのコミットメントが必要である」との理由で反対していた。

長短金利操作とフォワードガイダンスはいずれも賛成多数で決まった。片岡氏のほか、原田泰審議委員が2つの案に反対したが、反対理由は前回から変更がなかった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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