株2万3000円割れ FRB、「隠れQE」終わりの始まりを意識
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30日の東京株式市場で日経平均株価は急落し、約3カ月ぶりに2万3000円を下回って引けた。新型肺炎の拡大に加えて投資家心理を冷やしたとされるのが、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を巡る思惑だ。米国の短期金融市場の不安定さを和らげる目的で続ける資金供給策を巡り、FRBは国債購入のペースを緩やかにすると表明。株高のよりどころとなってきたバランスシート拡大が収まると意識されている。
30日の株式市場...
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