2019年9月23日(月)

18年度の主要企業、経常益8.9%増 野村見通し、2.4ポイント下方修正

2018/11/30 16:52
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野村証券は30日、2018年度の金融を除く主要企業の経常利益が前年度比8.9%増になるとの見通しを発表した。前回(9月)予想の11.3%増から2.4ポイント下振れする。中国の景気減速や新興国通貨安などの影響を織り込んだ。

全19業種中、電機・精密、自動車、鉄鋼・非鉄など13業種で経常利益予想を下方修正した。電機・精密は、大手メモリーメーカーによる投資凍結やキャンセルなどの動きによる半導体製造装置産業への影響を反映したほか、中国などの工場自動化需要の減少などが響く。自動車は完成車の検査不正など品質問題や新興国通貨安の影響などを考慮した。

原油価格の高止まりなどが貢献する化学、国内外の販売が好調な医薬・ヘルスケアなど5業種は上方修正した。為替レートの前提は1ドル=110.7円(前回前提110.5円)とした。

松浦寿雄チーフ・エクイティ・ストラテジストは「上期の企業業績の増益率鈍化と、中国を中心とした景気の減速による足元の経営環境の悪化を反映した」と話した。

19年度の経常利益は18年度予想比で9.7%増を見込む。従来予想から0.2ポイント下方修正した。原材料高のほか新興国市場での販売減速や通貨安の影響を受ける自動車、融資厳格化によるアパート建築事業への悪影響を織り込んだ住宅・不動産セクターなどを下方修正した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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