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ムーディーズ、日本国債の格付け「A1」維持 見通し「安定的」

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは30日、日本国債の格付けを現在の「A1(シングルAプラスに相当)」に、見通しは「安定的」に、それぞれ維持すると発表した。格付けは「遅いペースながら継続的に政策と改革の枠組みの構築が進展しつつあり、リフレーションインフレ喚起)と政府債務の増加の歯止めに最終的に貢献しうる」との見方を反映した。

日本の信用力は巨額の政府残高によってリスクに直面していると指摘。半面、国内貯蓄の大部分が政府資産に投資される「ホームバイアス」に変化がなく、日銀の金融緩和政策により政府の資金調達コストは今後数年にわたって低水準で安定的に推移すると予想した。

あわせて「最近の追加金融緩和にもかかわらず、成長率と物価上昇率は中期的に政府目標を下回る水準にとどまるが、財政赤字や政府債務は政府の想定を上回っている」と指摘。政府目標の変化や財政再建の成否が今後の格付けを左右するとしている。

格付け見通しは、今後12~18カ月間の上振れリスクと下振れリスクの併存を映した。「経済成長が弱い中、政府が財政赤字の削減目標を達成することは困難であり、追加政策による支援なしでデフレ脱却の兆しが持続するかどうかは不透明」としながら、政府の資金調達のコストが低く、課題の困難さを緩和しているという。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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