大塚HDの1~6月期、純利益4%増に上振れ 医薬関連が堅調
大塚ホールディングスは30日、2019年1~6月期の連結純利益(国際会計基準)が前年同期比4%増の670億円になったと発表した。従来予想(6%減の600億円)から70億円上振れした。グローバル4製品と位置付ける医薬関連事業が好調だった。
売上高に相当する売上収益は8%増の6700億円と、従来予想を50億円上回る。特に腎不全などの原因になる遺伝性疾患の治療薬「ジンアーク」の米国での売り上げが計画を大幅に上回った。販管費や研究開発費が計画を下回ったため営業利益は22%増の960億円と、従来予想(微減の780億円)を180億円上振れた。
19年12月期の連結業績見通しは8月8日に開示予定の19年1~6月期決算で発表するとしている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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