ソニー、営業益39%増の969億円 15年4~6月期 画像センサーやゲーム好調

2015/7/30付
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ソニーが30日発表した2015年4~6月期の連結決算米国会計基準)は、営業利益が前年同期比39%増の969億円だった。画像センサーなどデバイスや「プレイステーション4」のゲームソフトが好調だった。市場予想の平均であるQUICKコンセンサス(27日時点、5社)の807億円を上回った。

決算発表するソニーの吉田副社長兼CFO(30日午後、東京都港区)

決算発表するソニーの吉田副社長兼CFO(30日午後、東京都港区)

採算改善を優先し、量を追わない戦略に転換したことが奏功した。売上高は微減の1兆8080億円だったものの、主要事業での採算が改善した。テレビ事業を含むホームエンタテインメント&サウンド部門は14%の減収にかかわらず、営業利益が24%増えた。液晶テレビの販売台数は減ったが、高付加価値モデルが好調だった。

画像センサーなどデバイス分野の売上高は35%増の2379億円、営業利益は2.6倍の303億円だった。モバイル機器向けの需要増加を取り込んだ。為替の影響が110億円のプラスだったことも寄与した。「プレイステーション4」のゲームソフトが好調だったことから、ゲーム&ネットワークサービス分野の営業利益は4.5倍の195億円だった。

一方、スマートフォン(スマホ)の販売が落ち込んだことから、モバイル・コミュニケーション分野の営業損益は229億円の赤字(前年同期は16億円の赤字)と赤字幅が拡大した。

純利益は約3倍の824億円だった。最終利益の大幅な増益は、保有していたオリンパス株の売却益468億円を計上したことが大きかった。

16年3月期通期の業績見通しは据え置いた。売上高は前期比4%減の7兆9000億円、最終損益は1400億円の黒字(前期は1259億円の赤字)と減収ながら3年ぶりの最終黒字を見込む。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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