味の素、AGFの100%子会社化が完了 インスタントコーヒーなどてこ入れ
味の素(2802)は23日付で米モンデリーズ・インターナショナルとの合弁会社であったコーヒー大手、味の素ゼネラルフーヅ(AGF、東京・新宿)の完全子会社化を完了した。30日に金融庁へ提出した臨時報告書で明らかになった。
味の素はモンデリーズが保有するAGF株を引き取り、出資比率を50%から100%に引き上げた。同時に5%分の株式を味の素のタイの現地子会社に売却している。AGFの主力事業である即席(インスタント)コーヒーで、味の素の技術ノウハウなどを導入し、低迷する同事業のてこ入れを図る。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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