5月の完全失業率2.9% コロナ禍で3年ぶり高水準

2020/6/30 9:43
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総務省が30日発表した5月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は前月比0.3ポイント上昇の2.9%だった。2017年5月以来3年ぶりの高水準で、QUICKがまとめた市場予想の中央値(2.8%)を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で宿泊業、飲食サービス業などの失業者が増えた。

全体の就業者数(季節調整値)は前月比4万人増の6629万人と、4月(107万人減)から増加に転じた。雇用者数(同)は27万人減の5922万人だった。非労働力人口(同)は21万人減の4253万人だった。

完全失業者数(季節調整値)は前月比19万人増の197万人。勤め先などの都合による「非自発的な離職」は7万人増、自己都合による「自発的な離職」は4万人増、「新たに求職」は2万人増だった。

男性の完全失業率(季節調整値)は3.2%と前月比0.3ポイント上昇した。女性の完全失業率(同)は2.5%と0.2ポイント上昇した。年齢別にみると男女とも、15~24歳の失業率がもっとも高かった。

休業者の実数値は423万人と、過去最大だった4月(597万人)よりは少なかった。総務省は「経済活動の再開を受け、休業者数は徐々に減少していく」とみている。休業者には自営業者で仕事を休み始めてから30日未満の人や、従業員などで給料の支払いを受けている人などを含む。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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