5月の実質消費支出、前年比0.1%減 過去最長の15カ月連続減

2017/6/30 9:57
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総務省が30日発表した5月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり28万3056円で、物価変動を除いた実質で前年同月比0.1%減少した。衣料品などが低迷し、15カ月連続で前年実績を下回った。15カ月連続の減少は比較可能な2001年以降で最長記録。QUICKがまとめた市場予想の中央値は0.6%減だった。季節調整して前月と比べると0.7%増加した。

消費支出の内訳をみると、洋服やシャツ・セーター類など「被服および履物」が実質で13.1%減少した。魚介類など「食料」は2.2%減少。日曜日が昨年に比べて1日少なく、外食への支出も減った。半面、新車販売の好調を映し、自動車関連費用など「交通・通信」は6.8%増加した。

高額でぶれが大きい住居と自動車を除いた実質消費は前年同月比0.8%減少した。勤労者(サラリーマン)世帯の1世帯あたりの消費支出は31万5194円と実質で前年同月比2.3%増となり、2カ月ぶりに増加した。総務省は消費支出について「弱い状況ながら回復の動きもみられる」との見方を示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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