2019年3月23日(土)

2月の鉱工業生産6.2%低下 トヨタ減産も影響

2016/3/30 9:48
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経済産業省が30日発表した2月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比6.2%低下の93.6だった。2カ月ぶりのマイナスとなり、指数は12年11月以来の低水準となった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は6.0%低下だった。愛知製鋼の工場爆発事故を受け、トヨタ自動車が国内工場の稼働を停止したことが響いたほか、アジア向けのスマートフォン用電子部品も大きく落ち込んだ。

経産省は生産の基調判断を「一進一退で推移している」に据え置いた。予測指数は3月が3.9%上昇、4月は5.3%上昇となった。輸送機械などで生産の回復を見込んでいる。もっとも3月の予測指数をもとにすると、1~3月は前期比0.7%低下になり、経産省では「1~3月は相当高い確率で前期比マイナスになる」としている。

2月の業種別では15業種中13業種で生産が低下した。自動車などの輸送機械は前月から10.2%低下した。電子部品・デバイスは14.7%の低下となった。2月は春節(旧正月)で中国や東アジアの工場の稼働が止まったほか、需要の低迷も響いた。半導体製造装置などはん用・生産用・業務用機械も7.3%低下した。経産省は「自動車の計画減産がなくても、指数が前月を上回ることはなかっただろう」とみている。

出荷は4.6%低下の93.5、在庫は0.1%低下の112.0となった。在庫率は0.5%上昇の114.1だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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