2019年1月22日(火)

鉱工業生産、6月3.3%低下 東日本大震災以来の下げ幅

2014/7/30付
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経済産業省が30日発表した6月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は96.7だった。前月比で3.3%低下した。マイナスは2カ月ぶり。低下幅は東日本大震災のあった11年3月(16.5%)以来の大きさだった。消費増税に伴う駆け込み需要の反動減や海外需要の減速などを背景に、耐久消費財を中心に生産が落ち込んだ。経産省は生産の基調判断を「横ばい傾向にある」から「弱含みで推移している」に下方修正した。

業種別でみると、15業種のうち14業種が低下、1業種が横ばいで、上昇した業種はなかった。自動車をはじめとする輸送機械は3.4%低下、パソコンや携帯電話を含む情報通信機械も9.0%低下した。

出荷指数は1.9%低下の95.2だった。「生産の抑制が出荷の低迷に追いついていない」(経産省)という。在庫指数は1.9%上昇の110.5、在庫率指数は3.5%上昇の111.6だった。

同時に発表した製造工業生産予測調査によると、先行きは7月が2.5%上昇、8月は1.1%上昇する見込み。経産省は「6月の実績が悪く、発射台が低くなっため」と分析している。

4~6月期の四半期ベースの鉱工業生産指数は前期比3.7%低下の98.7だった。四半期ベースのマイナスは6期ぶり。駆け込み需要の反動などで低下幅は11年4~6月期以来(4.1%)の大きさだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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